ビットコイン映画 Banking on Bitcoinが面白かった

こんにちは、管理人です。

Banking on Bitcoin 見ましたか?

めちゃくちゃ面白かったので、紹介させてください。

物語は、リーマンショックがあった2008年9月から始まります。

ちょうどこの1か月後、2008年10月にサトシナカモト(ビットコインの発案者)によりビットコインのホワイトペーパーが公開されました。

ビットコインは、リーマンショックによる既存の通貨体制への信頼の崩壊の中で生まれたのですね。

本編は、ドキュメンタリ―形式で進んでいきます。ビットコインに詳しい様々な著名人のインタビューを交えながら、2008年~2016年頃までのビットコインを描きます。

ビットコイン財団の人とか出てきます。

ギャビン・アンダーソン

本編の主な内容は、次の3つ。

  1. ビットコインの歴史(事件とか、相場の様子とか、ベンチャー・VCの動きとか、規制とか)
  2. ビットコインの仕組み(これはサラっと)
  3. サトシナカモトは誰なのか?(これめちゃくちゃ面白かった)

ビットコインの歴史

1つ目の歴史に関しては、「ビットコインの苦難の歩み」「既存の体制との衝突」みたいなところに焦点が当てられているようでした。

いわゆるビットコインのダークサイド、闇の部分と、お上による規制の話ですね。

闇としては、マウントゴックスやシルクロードについて語られています。

マウントゴックス事件・・・2014年、当時世界最大の取引所だったマウントゴックス取引所から大量のビットコインがハッカーにより盗まれ、マウントゴックスは破産した。

マウントゴックスってカルプレスが作ったんじゃないんですね。実際に取引サイトを作ったのはジェド・マケーレブ(リップルの開発にも携わっているスゴイ人らしい)で、カルプレスはなにもやってないみたいに言われてて笑えました。

あとマウントゴックスはもともとトレーディングカードの交換所としてスタートしたんだとか。

この辺知らないことばかりで面白かったです。

カルプレス。デブ。

ジェド。イケメン

今は痩せたぜ。カルプレス

シルクロード事件・・・2011年~2013年、2年にわたって運営された、違法薬物の闇サイト。Torという匿名性が保たれるソフトウェアを用い、支払いはビットコインのみで行われた。2013年に管理人ロスが逮捕。終身刑に処され、サイトは閉鎖。

麻薬だけでなく、銃や児童ポルノなども取引されていたそうです。マネロンなどにも使われていたんだとか。

ロスが逮捕され、シルクロードが閉鎖された後もシルクロード2なるサイトが複数開設されたり、FBIの捜査官がロスから押収したビットコインを自分の口座に移したりするなどゴタゴタしていたそうです。

今もこういった闇サイトはあるでしょうし、今後も完全になくなることはないでしょう。

シルクロードのサイト画面

管理人ロス。イケメンである。

あとは政府による規制ですね。ビットライセンス。

ビットライセンス・・・世界の金融の中心地二ューヨーク州で仮想通貨事業を行う為の免許。取得が難しいらしく、当時は多くのベンチャーが撤退を余儀なくされたそう。現在ビットライセンスを取得している企業は3つしかなく、決済事業を行うCircle社、皆さんご存知リップル社、そして2017年にライセンスを取得した取引業を主に行うcoinbase社です。

リップルさん、さすがっす。

このビットライセンスを作ったのが、この人。ベンジャミン・ロースキー。

ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)の局長を務めていたバリバリの金融エリートマン。

NYDFSを辞任した後、仮想通貨事業のコンサルティングをする会社を立ち上げたらしいです。そして自分が作ったビットライセンスの導入を手助けするなどしているそう。

いや、あんた自分でライセンス作ってたくさんのベンチャー潰して、辞任した後は自分が作ったライセンスの導入のコンサルするんかい。銭ゲバかよ。みたいな感じで映画内では描かれていました。その通り。

ビットコインの仕組み

2つ目のビットコインの仕組みに関しては、本当にサラっと基本を説明していました。

仲介人がいないよー。非中央集権だよー。不正出来ないよー。みたいな感じ。

画像とかいっぱい使ってて分かりやすかったので、ビットコインの仕組みだけ知りたい人も観てみると良いかもしれません。

サトシナカモトは誰なのか

そして3つ目。サトシナカモトについて。ここは結構時間割かれてて、面白かったです。

サトシと近い距離にいた人物がたくさん出てきました。

先ほど出てきた、ビットコイン財団のギャビン。

彼はビットコイン開発のコアメンバーで、サトシとメールで何度もやり取りしていたそう。

でも彼がCIAで講演を行うと言った日から、パタリと音信不通になってしまったらしい。サトシすごい。匿名性がスゴイ。

そんな謎の人物サトシについて、映画内では、こいつがサトシなんじゃないか。という人物を2人あげています。

1人目、ハル・フィニー

著名な暗号学者で、当初は誰にも相手にされなかったというサトシのビットコインのアイデアに最初に応えたのがこの人。それにサトシのアドレスから初めてのビットコインを受け取った人物でもある。

実際にコードを書き、サトシと一緒にビットコインを造ったらしい。

彼が言うには、サトシは若い日本のプログラマーらしいが、その真偽は定かではない。

写真でもわかる通り、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症、筋肉が固まって動けなくなる)を患っていました。そして奇妙なことに、彼がALSを発症した時期とサトシが姿を消した時期が同じころだったそうです。

サトシは彼が作った架空の人物で、サトシ=ハル・フィニーだったら確かに面白いですね。推理小説みたい。

2人目、ニック・ザボ

こちらも著名な暗号学者で、ビットコインの元になったと言われるビットゴールドというアイデアを発案した人物。ビットゴールドとビットコインには共通点が多く、彼がサトシと疑われるのも納得できます。

イーサリアムでお馴染みのスマートコントラクトも彼が生み出した概念らしい。英語の綴りであるNick Szabo のszaboはEtherの単位の1つともなっていますね。

finneyは前述のハル・フィニー(Hal Finney)。weiはb-moneyという暗号通貨アイデアを発案したWei Daiから来ていると思われます。

ちなみに、彼らのような既存体制の変革を志向する暗号学者をサイファーパンクと言い、1980年代の終わりから活動を行ってきたそうです。やり取りはメーリングリストなどを通じて行われたそう。

フィニーもニックもweiもサイファーパンクであり、サトシはこのサイファーパンクとして活動していた中の誰かではないかと言われています。

2人はどちらもサトシであることを否定しており、結局真相は分からずじまい。

映画内では、「サトシの正体が分からないことが、ビットコインの発展に寄与している」と語られています。

「それは間違っている。それは違う。」と言って否定する人がいないため、個人が各々の夢や考えを自由にビットコインに乗せることが出来るからです。

確かにそうですよね。ビットコインから派生して様々な通貨が生まれたのも、サトシという絶対的な神の姿が見えなかったからなのかもしれません。

「ぼくが考えた最強の暗号通貨」を作りやすい環境だったのでしょう。

はい。というわけで、Banking on Bitcoin の紹介でした。

いま紹介した内容以外にも、ベンチャー企業やらVCやらたくさん出てきます。

めちゃくちゃ面白かったので、ぜひ見てみてください。

NetFlixで配信されています。ですが、調べたらYoutubeに全編上がっていました。いつ削除されるか分かりませんが。

あと映画内の音楽がかっこよかったです。貼っておきます。

では。相場で消耗するのも良いですが、たまには映画でも見てリラックスしましょう(*´▽`*)

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